株式会社キンレイは2026年9月1日に2026年秋季新商品を発表しました。冷凍食品は一般的にスーパーマーケットなどの売場の棚替えの時期である、春と秋に新商品を発表します。今回は2026年秋に発売する新商品およびリニューアル品が発表されました。

今回は個別の試食会にご招待いただき、試食したレビューも含めて新商品をご紹介したいと思います。
「大盛り×背徳感」を追求し、手軽さも売りの冷凍ラーメン!

新商品 『お水がいらない大盛り 豚ラーメン』(発売日2026年9月1日)
「大盛り×背徳感」を追求した冷凍ラーメンを2品新発売します。キンレイは累計3億食以上を全国の量販店やドラッグストア、コンビニエンスストアなどの冷凍コーナーで販売しており、冷凍具付きうどん・ラーメン売上No.1ブランド「お水がいらない」シリーズを展開しています。

小売店舗によって販売価格は異なりますが、スタンダートの看板商品である「お水がいらない」シリーズはおおよそ350円前後の価格帯で、前回発売したプレミアムシリーズは350円〜400円くらいの価格帯になります。今回の新商品は300円前後の価格帯を想定しており、コスパ重視を意識した商品になります。
キンレイの商品は他社に比べて数十円高く、さらには商品開発の美味しさへのこだわりが強いため、ハズレ商品がない信用度が高いメーカーになります。しかし、価格が少し高いことが原因で導入が進まない店舗もありましたので、今回はその対策も考えられていると思います。
価格が安くて大盛りでボリュームがある、これは物価高の近年、非常にニーズの高い要素になります。しかし、味がおいしくなければ、特に味にこだわってきたキンレイがどういう冷凍ラーメンに仕上げたか楽しみです。

(写真は商品とは別に電子レンジで加熱したもやしを追加でトッピングしたもの)
まずは「お水がいらない大盛り 豚ラーメン」です。いわゆる「G系ラーメン」で、豚骨醤油スープに背脂たっぷり、ワシワシ食感の麺、大盛りでボリュームがあるラーメンを商品化しました。
実を言うと私はこれ系ラーメンはちょっと苦手で、魅力である「脂たっぷり、量が多い」がちょっと厳しくなってきた年齢にもなってきました。しかし、キンレイのこの商品はスープがおいしく、脂がしつこくなく、食べやすいという印象でした。

(天地返しをしてもやしを下に沈めた状態)
まずスープは豚骨・ミンチを自社工場で炊き出して、豚の旨味と脂のコクを引き出しました。さらに2種類の特選醤油をブレンドしキレのある味わいを重ねたパンチある豚骨醤油スープに仕上がっています。後述する背脂は固形感を残すこだわりなので、スープに細かく大量に入っているわけではないので、スープ自体はすっきりと飲みやすい、旨みをしっかり感じる味わいになっています。
具材にはチャーシューは入っていないですが、こだわりの背脂が入っています。火入れを可能な限り抑え、粒感を残しているので、背脂の濃厚な旨みをしっかり堪能できます。さらにロースト感のある醤油原料を使うことで、この背脂の濃厚さにしっかりと合った味付けになっています。また背脂から分離した液体は油としてスープにも加えられているので、スープにも背脂の味わいは加わっています。ここに自社で刻んだにんにくを加えているので、さらにパンチがあります。
そして麺はこのパンチのあるスープに負けない、小麦の風味を感じられるワシワシ食感の太麺です。この商品のためにオリジナルで作った麺です。ただ、お店のようなワシワシ食感に比べると、食べやすい硬さと太さにはしてあると感じました。麺のみの量は230gで、しっかりとボリュームはあります。

この本格的なラーメンを「お水がいらない」シリーズとして、お鍋で火にかける1回の調理で味わえるのは手軽で良いですね。
この商品のリリース内容を見ると20〜40代男性をターゲットにしていて、お店のG系ラーメンにも通うような人を見ている気がします。しかし実際はお店のラーメンに比べると背徳感は薄く、むしろ上品で食べやすいという印象でした。その点ではむしろお店のG系ラーメンを食べたことはないけど、気になっている女性の方がターゲットには合っているかもしれません。お店のG系ラーメンは「脂たっぷり、量がとても多い、1,000円以上」に対してこの商品は「脂すっきり、食べやすい量、価格は300円前後」が魅力になると思います。少なくても私はこの商品にもやしやキャベツをトッピングして食べるのが、美味しくてちょうど良いと感じました。

新商品 『お水がいらない大盛り スタミナラーメン』(発売日2026年9月1日)
もう一品はこちら「スタミナラーメン」になります。近年は辛い系、にんにく系は年々増加し、定番化が進んでいます。旨辛にんにく系スタミナラーメンとして、辛味だけでなくにんにくの旨みと香りで食べ進めたくなる味わいを目指したそうです。

特に今回こだわったのは「ニンニク唐辛子ペースト」です。4種類のにんにく、3種類の唐辛子、そして一部を先に入れ、残りを後入れすることで、フレッシュ感を出しています。この原料選定や調理工程の工夫を自社工場で実現し、キンレイらしさのこだわりで作りました。これによってパンチのある辛さと香りたつ風味、しっかりとした旨みを出しました。

(写真は商品とは別にカットした青ねぎを追加でトッピングしたもの)
私は辛いのが苦手なのですが、見た目は真っ赤でめちゃくちゃ辛そうに見えますが、意外と食べることができました。程よい辛さと旨みがしっかりあり、麺とからんだときに食欲わく味わいになります。具材には自社製にんにく唐辛子ペーストとニラが入っていて、さらにフレッシュな辛味を楽しむことができます。

アレンジとして豆腐を加えたものを出していただきました。旨辛スープにこの豆腐のさっぱりさ、味わいが非常に合いました。個人的にはラーメンよりもこっちの方が美味しく感じるくらいでした。
お水がいらない天下一品リニューアル

リニューアル品 『お水がいらない 天下一品』(発売日2026年9月1日)
キンレイの「お水がいらない」シリーズの中で売上額が高いのは「鍋焼うどん」「ラーメン横綱」「横浜家系ラーメン」「天下一品」の順になるそうで、「天下一品」は2024年5月発売の新しい商品ですが4本柱として成長し、直近の大ヒット商品と言えます。

主力ラーメン商品として、ポテンシャルが高い天下一品。お客様へアンケートをとり、リニューアル、バージョンアップすることでさらに伸ばしていく意気込みです。
アンケートをとった結果、麺量を増やして欲しいという声が最多だったそうです。そのため、今回は価格を維持したまま麺20g、スープ36g、合計50gを増量しました。

そして量を増やしただけでなく「こってり感」をさらに追求しました。使用原料を根本から見直し、原料を再選定。特にラーメンに不可欠な「かえし」を使用することで、スープに厚みと奥行きを持たせました。さらにざらっとした味わい、残渣感のある舌ざわりに仕上げることで、お店らしさも実現しました。

実際に旧品とリニューアル品を食べ比べさせていただきましたが、さらに美味しくなっていました。特にスープがどろっとこってり感が増していて、それが麺に対してスープ量もしっかりあるので、食べた時の満足感が今まで以上だと感じました。
今後の展開もさらに楽しみですね。
キンレイ 冷凍食品 新商品・リニューアル品のリリースは以下をご覧ください。
【リリース】背徳の一杯をガッツリ喰らえ!「お水がいらない大盛り 豚ラーメン/スタミナラーメン」2026年9月1日(火)より新発売





