こんにちは!冷凍生活アドバイザーの西川剛史です。冷凍食品の専門家として、日々便利な冷凍術や最新の冷凍食品情報を皆さまにお届けしています。
さて今回は、2026年8月27日に開催された「イオントップバリュ価格戦略および新商品発表会」に参加してきました!物価高が続き、食品の値上げが家計を直撃する中、生活者の「買い方」も大きく変化しています。単に安いものを買うだけでなく、「使い切れて無駄がない」「調理の手間が省ける」といった「価格と価値のバランス」を見極めるシビアな目が向けられるようになっています。
そんな中、イオンが発表した秋の新商品は、毎日の「面倒」を解決してくれる商品が数多くありました。今回は、発表された数多くの新商品の中から、冷凍食品の専門家である私が特に注目したものをご紹介します。
ついに納豆は冷凍庫へ!「トップバリュベストプライス 冷凍納豆」



新商品『トップバリュベストプライス きざみ納豆 味付なし』(発売日2026年9月2日)
新商品『トップバリュベストプライス 極小粒納豆 醤油味付』(発売日2026年9月2日)
今回、私が一番におすすめしたいのが、9月2日に発売される「冷凍納豆」です。
納豆といえば冷蔵庫の常備品の代表格ですが、賞味期限が比較的短く、「うっかり期限を切らしてしまった…」という経験がある方も多いのではないでしょうか。そんなお悩みを根本から解決してくれるのが、この冷凍納豆です。
【商品の特徴】
- 商品名: トップバリュベストプライス きざみ納豆(味付なし) / 極小粒納豆(醤油味付)
- 規格: 30g×8袋入
- 価格: 本体価格298円(税込321円)
- 温度帯:冷凍
- 製造所:株式会社ヤマダフーズ 秋田工場(国内製造)
- 原材料:納豆の大豆はアメリカ産又はカナダ産
冷凍だから実現した「圧倒的な長期保存」と「フードロス削減」

イオントップバリュ株式会社 代表取締役社長 土谷 美津子さんからこの商品の説明がありましたが、力を入れた商品であることが伝わってきました。海外からは納豆を取り扱いたいという要望が多く、すでにイオンではイオン香港に冷凍納豆を販売していました。納豆は冷凍耐性があり、解凍後も元の状態との差がほとんどなく、そして長期保存ができるため、海外への輸出に適していたため販売がすでに始まっていました。今回は日本でもこの冷凍納豆を販売することになりました。
この商品はできたての納豆を急速凍結し冷凍保存することで、製造日から12ヵ月(1年間)という長期保存が可能になっています。日持ちを気にせずストックできるので、食べたいときに食べたい分だけ解凍して楽しめます。冷蔵の納豆は3個パックや4個パックの商品が多いですが、最後の1個が賞味期限を切らしてしまう、という生活者の声も私もよく聞きます。まとめ買いをするご家庭にとっても非常に心強い味方です。
使い勝手抜群の「小袋包装(30g)」

従来のパック型容器ではなく、1食分(30g)ずつが小袋に個包装されています。冷凍庫の中でかさばらないスマートな設計になっており、省スペースで保管できるのも高評価ポイント。必要な分だけ流水や冷蔵庫で解凍すれば良いので、フードロス削減にも直結します。

冷蔵納豆は容器から取り出せばすぐ食べらるのが魅力で、だからこそ忙しい朝などでも重宝する食材だと思います。その点では、個人的にはこの冷凍納豆の「冷蔵庫解凍」「流水解凍」は面倒だと感じる方も多いと思うので、購入する際の懸念点になるとは思います。ただ、パッケージには書いていませんが、小袋から凍ったまま冷凍納豆を器に取り出し、軽く電子レンジで加熱(かなり短め、数十秒が良いと思います)すれば、解凍は簡単にすぐできると思います。または袋のまま蛇口から出る水をあてて、揉みながら解凍すれば数分で解凍できると思います。この辺りの提案がキーになるとは思います。
用途に合わせて選べる2種類


今回は2種類の冷凍納豆を発売しますが、特徴は以下の通りです。
きざみ納豆(味付なし):
ひきわりよりもさらに細かく刻まれた形状で、味付けがされていません。そのため、離乳食や幼児食、そして介護食にぴったりです。少量を手軽に使えて、自分で味の調整ができるため、納豆オムレツや納豆チャーハン、和え物など、料理の素材としてアレンジしやすいのが最大の魅力です。手巻き寿司に入れて、お子様と一緒に作るのも楽しそうですね。
極小粒納豆(醤油味付):
こだわりの特製醤油と野菜ベースのだしで、あらかじめ味がついています。つまり、解凍したら「タレをかけて混ぜる」という手間すら省け、袋から出してそのままご飯にのせて食べられる究極の時短納豆です。忙しい朝には嬉しい存在になりますね。ちなみに味付けは少し濃いと私は思いました。もちろんご飯には合うのですが、私は生卵や冷凍オクラなど他の具材を足したほうがちょうど良いとは感じました。この辺りは人それぞれの好みかと思います。
どちらの商品もトレーレスでタレやからしの小袋が付属していないため、プラスチックごみの削減にも配慮されています。そのことでコストも少し下げられています。ただ冷蔵納豆を家で冷凍される方にとっては、冷蔵納豆の方が安いので、それに慣れている方はそれでも構わないと思います。しかし、冷凍納豆はあらかじめ冷凍されていて、「冷凍し忘れる」ことがなく、賞味期限が来て捨ててしまうこともないので、安心感があると思います。

冷凍納豆のリリースはこちら
【リリース】トップバリュベストプライス『冷凍納豆』新発売(イオン株式会社)
ちょうどいい満足感!「ベストプライス 冷凍弁当ワントレーシリーズ」


新商品 トップバリュベストプライス『アジフライのり弁当』『赤飯の和惣菜弁当』『黒ごまいなりの和惣菜弁当』(発売日2026年8月27日)
続いてご紹介するのは、「ベストプライス 冷凍弁当ワントレーシリーズ」の和風弁当3品です。
- 商品: アジフライのり弁当 / 赤飯の和惣菜弁当 / 黒ごまいなりの和惣菜弁当
- 価格: 本体価格 各298円(税込321円)
- 温度帯: 冷凍
冷凍ワンプレート市場は近年急速に拡大していますが、和食の定番メニューが手軽に食べられる商品は意外と貴重です。「たくさんは食べられないけれど、色々な和惣菜を少しずつ楽しんで満足したい」というニーズにドンピシャで応えています。
電子レンジで温めるだけで、押し麦ごはんや赤飯、いなり寿司とおかずが一度に完成。ワンコインでお釣りがくる税込321円という驚きの価格設定も、日々のランチや小腹が空いた時の救世主として大活躍してくれます。レンジ加熱のムラを防ぐ配置の工夫もされており、手軽に美味しい和食が楽しめる一皿です。


特に注目はのり弁当。アジフライ、コロッケ、ちくわ天、きんぴらが入っていておかずは十分。さらにご飯には醤油で味付けされたかつお節、そしてのりがのせてあり、王道ののり弁弁当になっています。税込321円で非常に安いですが、量はもちろん多くはないです。しかし、この価格であればプラスでおにぎりや別の惣菜を追加するのもありだと思います。または、ご年配の方やダイエット中の方は、これ1食でも良いと思います。ちなみにこの商品1食でエネルギーは450kcal、たんぱく質は11gで、低カロリーでたんぱく質も摂れるのは嬉しいですね。
この商品のリリースはこちら
【リリース】トップバリュ冷凍ワンプレートシリーズから和風弁当3品新発売(イオン株式会社)
見た目はおせち、味はスイーツ!?「トップバリュ すいーつおせち」



新商品『トップバリュ すいーつおせち』(2026年9月1日から順次予約開始)
そして、今年も早いものでおせち商戦がそろそろ始まります。イオンからは2027年のお正月向け冷凍おせち商品から、驚きの新提案「トップバリュ すいーつおせち」が発売されます。
- 規格: 13品目(2〜3人前) / 冷凍お届け
- 価格: 本体価格 9,800円(税込10,584円)
「おせちは子どもが食べるものが少ない…」という声から生まれた、トップバリュ初の「スイーツだけ」を詰め込んだお重です。海老の形を模したイチゴ風味のクレープや、伊達巻に見立てたロールケーキ、栗きんとん風のモンブランケーキなど、お正月らしい縁起の良い見た目と、子どもから大人まで大好きなスイーツの味わいが見事に融合しています。
冷凍で届くので、自然解凍するだけで華やかなデザートが完成。世代を問わず笑顔になれる、新しいお正月の楽しみ方になりそうです。
近年は少数世帯が増え、お正月も少人数で過ごす家庭が増え、また好みの多様化も進んでいます。おせちのあり方は変化していくかと思いますので、冷凍おせち市場もどう生活者に合わせて進化していくか注目ですね。
この商品のリリースはこちら
【リリース】2027年トップバリュのおせちは「わが家にちょうどいい」が見つかる(イオン株式会社)
まとめ
いかがでしたでしょうか。イオントップバリュの秋の新商品は、ただ「安い」だけでなく、「冷凍だからこそできる価値(長期保存・簡便性・鮮度キープ)」を追求した生活者目線の商品が多かったと思います。
最近だとイオンは『冷凍プレーンスパゲッティ』の新商品も人気で、売上も好調だそうです。こちらについても記事でレビューしているので、ぜひご覧ください。
以上、冷凍生活アドバイザーの西川剛史がお届けしました!





