こんにちは。試食販促人のちかねえです。
百貨店の冷凍ケースって、実は“いい商品が眠ってる場所”になりがちです。
今回まさにそんな場面に出会いました。
売場で見つけたのは、伊藤忠食品の冷凍フルーツブランド
凍眠フルーツ。
しかもこの商品、全国冷凍野菜アワードで最高金賞を受賞している実力派です。

ただ、売場はというと…値札のみ。
平の冷凍ケースの中に並んでいるだけで、正直「気づかれない状態」でした。
良い商品でも”伝わらなければ存在しない”

試食販売で別商品に立っていたとき、ふと目に入ったこの売場。
最初に感じたのはシンプルに「もったいない」。
百貨店という環境は、人も多くて購買意欲も高い。
なのに、“見えない=選ばれない”状態になっている。
ここでの問題は味でも価格でもなく、
伝え方がゼロに近いこと。
だから今回、ポスターを入れようと百貨店のご担当者にご相談。
今回の設計は「脳内試食」

冷凍フルーツは試食が難しい。
だからこそ必要なのは、食べた気にさせることです。
今回のポスターの軸はこのコピー。
「ひとくちで、旬に戻る。」
冷凍=劣化というイメージを、
“旬の再現”に変える一言です。
さらに
・半解凍の食感(シャリっと→とろける)
・最高金賞の信頼性
・ご褒美デザートという使い方
これらを組み合わせて、
“食べてみたい”ではなく「これ絶対おいしいやつ」と思ってもらえる様に。
実際に使ってるからこそ自信あり

この商品、実は自宅でも使っていました。
・アイスに乗せる → 一気にカフェデザート化
・ドリンクに入れる → フルーツスカッシュ感覚
つまりこれは冷凍フルーツというより、
“いつもの一品を格上げするパーツ”です。
この価値が売場で一切伝わっていなかった。
そこが一番のボトルネックでした。
「ついで買い」を作る配置が効く

今回もう一つ仕掛けたのが設置場所。
ちょうど隣でスイーツ催事をやっていたので、
その流れに乗せる位置にポスターを配置しました。
すると、
スイーツ購入
→ デザート気分のまま移動
→ フルーツPOPで止まる
という動きが自然に生まれます。

これ、ポイントは
新規で売るんじゃなく、買う気分に乗せること。
結果的に“ついで買い”が発生しやすい売場に変わります。
冷凍売場は「語った瞬間に変わる」
今回の気づきはシンプルです。
・いい商品があるだけでは売れない
・でも、伝えた瞬間に売れ始める
特に冷凍は“わかりにくいジャンル”。
だからこそ、言葉と見せ方で差が一気に出ます。
冷凍売場はまだまだ伸びしろがある領域。
逆に言えば、伝えた人が勝つ場所です。
次もまた、売場の中で埋もれている価値を掘り起こしていきます。





