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冷凍術・レシピ

旬の野菜をおいしく冷凍しよう!食べよう!野菜ソムリエおすすめ冷凍術!大根編その①

2025年1月28日

では、どうしよう。

答えは

高くなっているとはいえ、旬のものは他の時期のもの(例えば冬に夏野菜とか)に比べて出荷量も多く、

その時期身体に必要な栄養分を多く含みます。


例年より高くても、生産者さんを応援し、自分の体を労わるためにもぜひ買って食べていただけたらと思います!
そして…

食べきれないから。。。とカットした小さいサイズを買うのはもったいない!
冷凍術を使って、美味しいうちに使い切る方法をお伝えします!

今回は・・・

日本最古の書物「古事記」にも載っている大根。

古くから日本人に親しまれ、色も白・黒・赤、大きさ形も様々な地方品種がたくさんあります。


(ここでは最も流通量が多い青首大根について説明します)


大根おろしや生のサラダ食べるときは葉に近い首の方を使ってみてください。
真ん中は煮物や汁物の具に、先端の辛味のあるところはぶり大根などの濃い味付けの煮物などにおすすめです。

(もちろん、辛いのがお好きな方は先端で大根おろしを作ってもOKです!)

葉付き大根の時は、葉は捨てずに使いましょう!味噌汁やスープの具、チャーハンの具、浅漬け、炊き込みごはんなどいろいろな使い道があります♪

大根丸ごと一本買ってきても食べきれない!!そんな時は冷凍保存していきましょう。
冷凍してあれば、いつでも簡単に料理することができます。

・生で置いておくより保存期間が延びる

・カットしてあるのですぐに使える

・冷凍解凍することで繊維が壊れ、火の通りが早くなる!

・味がしみ込みやすくなる!

①輪切り

おでんふろふき大根大根ステーキなどにもおすすめ。

表面に浅く格子型に切り込みを入れておくと、一層加熱時間が短縮できます。
ぴったりとラップで包んで、冷凍保存袋に入れて冷凍します。

イチョウ切り

みそ汁スープなどの汁物、煮物、炒めものなどに。

用途によって厚みを変えてもいいですが、大きさを揃えるのがポイントです。

冷凍保存袋に入れて、平らにし、できるだけ空気を抜きましょう。

角切り

1センチ角くらいの角切りにしました。味噌汁の具、中華風のスープやお鍋などに入れても。

料理するとサクッとした食感は残りつつ、柔らかくなってイチョウ切りなどとは違う楽しさがあります。

こちらも冷凍保存袋に平らに入れて、しっかり空気を抜いてください。

④千切り

我が家では一番登場回数の多いカットの仕方です。味噌汁の具として油揚げと一緒に煮るのが定番。

もちろん、油揚げも冷凍保存です!
ほかにもスープやお鍋の具、解凍してサラダなどにも利用します。

あると便利なのは間違いないので、ひとまず千切りにしてたくさんストックしてあります。

帰りが遅くなって時間がない!というようなときも、冷凍大根があればすぐに味噌汁など作ることができ、大変重宝しています。

おろし

天つゆに入れたり、お鍋の薬味しらすや焼き魚に添えたり、意外と使うことがあるのですが、そのたびにおろすのは面倒ですね。

まとめて作って薄く冷凍しおておけば、必要な分だけ使うことができます。

ザルにあけ、自然と落ちる水分を切って冷凍保存袋に。しっかりと水を切りすぎてしまうと、解凍時ぱさぱさになってしまいます。(出てきた汁は捨てずにその日の味噌汁やスープに入れて使いましょう)

いくつか大根の冷凍方法をお伝えしました。

次の記事では冷凍大根を使ったレシピをご紹介していきたいと思います。

記事の監修者

増田智子
増田智子冷凍生活アドバイザー/ 野菜ソムリエプロ
2005年に野菜ソムリエプロ(旧ベジタブル&フルーツマイスター)を取得。江戸東京野菜コンシェルジュや冷凍生活アドバイザーとして、日本の農業と食を豊かにしたいと活動中。
白桃〜ブドウの時期は「おかやま応援TOKYO隊」隊長として、高級フルーツ店や百貨店にて店頭PRに立つのがライフワーク。