皆さまこんにちは!
冷凍生活アドバイザーで野菜ソムリエプロの増田智子です。
先日、冷凍食品PR連盟+野菜ソムリエコミュニティTOKYO合同
「大阪王将冷凍餃子工場」のおやこ見学イベントを開催しました。
私も親子で参加し、大変貴重な体験ができました。
1人の消費者としての感想も交えつつご報告いたします。

今回伺ったのは、大阪王将ブランドを展開するイートアンドフーズさんの関東第一工場。
https://www.eat-and.jp/foods/corporate/factory
群馬県の広大な土地に、餃子をはじめとした冷凍食品のほか、「大阪王将」店舗の餃子も製造する巨大な工場です。

従業員の方も過ごしやすそうな清潔でおしゃれな施設です。
私たちもまずはスリッパに履き替え、マスクを装着して、45秒間のしっかり手洗いとうがいで準備万端!

工場長自らがご案内してくださいました。
2階の見学通路からガラス越しに見下ろすと、最先端の機械が忙しなく動き、次々と餃子を製造していきます。子どもたちだけでなく、大人も歓声を上げて夢中になっていました。

特に注目すべきは、食材への徹底したこだわりです。
使用されているのは、全国の契約農家から仕入れた国産野菜をはじめ厳選された材料。
この第一工場だけでも、1日に10トン6500玉もキャベツを使用しているそうです。
暑い時期は涼しい北海道や高原から、寒い時期は暖かい九州から、季節ごとにリレーしながら工場に届けられます。

全国の生産者の方の万全な協力体制がなければ、難しいことだと思います。
生産者の方のビデオレターには笑顔があふれ、「大阪王将」の餃子にうちの野菜が使われている!という誇りのようなものを感じました。

お互いの信頼関係があればこそ!ですね。
他にも国産豚肉へのこだわり、宮崎の生姜、ニンニク農家、
五島列島の塩の映像もありました。
生産者の顔が見える材料というのは、消費者としても安心ですね!
冷凍食品というと、「安価」で「大量生産」というイメージがありますが、
ここまで原材料にこだわっているとは!とイメージが覆されました。
こちらは大型の工場なので、大量生産は間違いないのですが、全てを機械には頼れません。
季節によって野菜の水分も変わり、温度や湿度によって、餃子の具や小麦粉から作る皮も微妙な調整が必要です。
そこは、職人技を持った人の手が重要とのこと。驚きでした!

工場見学の後は、子どもたちのためにクイズラリーを開催してくださいました。
「ここは何のための施設でしょうか?」
「金属探知機で異物を探してみよう!」
ただ見学するだけではなく、自分たちで考え、体験することでより深い学びとなりました。

いよいよ、お待ちかねの試食タイムです!
メニューは
・大阪王将 羽根つき餃子
・大阪王将 ムネチキタツタ
・大阪王将 たれつき肉焼売
・大阪王将 ぷるもち水餃子のお味噌汁
・大阪王将 甘くて辛い無限ループカレー

デザートに
・大阪王将 黄金の大学芋
食べきれないほどの試食を用意してくださいました!
「普段はあまり冷凍食品は使わないんですよね、、」
そんな参加者の方もいましたが、食べてびっくり!
「最近の冷凍餃子はこんなに美味しいの?!」
「帰りには絶対買って帰らなきゃ!」と笑顔の方も。

さらには、子どもたちが餃子の調理体験もさせていただきました。
水なし、油なし、フタもなし!

フライパンに「大阪王将 羽根つきチーズぎょうざ」を並べて火をつけるだけです。

だんだんと香ばしい香りがしだすころには、子どもたちでも手軽に!立派な羽根がついていました。
今回の見学ツアーで、子どもたちはもちろん、大人も貴重な体験ができました。生産の現場に触れることは、健全な食育にもつながると感じます。
参加者のアンケートでも
「普段何気なく食べているものでも、こんなに手間がかかっているんだと思い感動した。実食したときは一層美味しく感じて素晴らしい体験をさせてもらったと思った」
「見学させてもらったおかげで、安心安全が守られていることを知り、大阪王将さんがより大好きになりました」
「生産者とのコミュニケーションを大切にしていること、安心安全への取り組みを知れた。見学できて良かった」
などの感想がありました。
私個人、野菜ソムリエとしては、
全国の生産者さんが毎日餃子を作り続ける工場を支え、冷凍餃子工場が日本の農業を支えている。
ちょっと大袈裟ですが、そんな助け合いの形に感動を覚えました。

最後になりましたが、このような機会を作ってくださったイートアンドフーズの関係者の皆さま、誠にありがとうございました!
これからも美味しい冷凍餃子や冷凍食品を作ってください。
よろしくお願いします!