全国に展開のあるイタリア料理のファミリーレストラン・サイゼリヤ。味もコスパもよく、利用されている方も多いと思います。私自身もヘビーユーザーですが、中でも一番好きなメニューが「青豆の温サラダ」です。
グリンピースにパンチェッタ、温泉卵、さらにペコリーノチーズを追加でトッピングするとてもおいしくて、毎回注文してしまうほど。今回はこのメニューを、冷凍グリンピースで再現したいと思います。
再現とはいえ、サイゼリヤのレシピを知っているわけではないので、実際の味とは異なる部分もあると思います。大好きなあの味に近づけようと私が考えたレシピですので、ぜひご家庭で楽しんでくださいね。
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今の冷凍グリンピースは?
再現レシピに入る前に、冷凍グリンピースについてお伝えしたいことがあります。
皆さんは冷凍グリンピースにどんなイメージがあるでしょう? 「子どもに野菜を食べさせるために、料理に紛れ込ませる野菜」「ボソボソして、あまりおいしくない」などの印象を持っていらっしゃるかもしれません。

しかし、今の冷凍グリンピースは、とても進化し、おいしくなっているんです! その理由は、かつてより急速凍結の技術が高まっていること、収穫後すぐに冷凍していること。また、保管されている流通の管理もよくなっていることなどが挙げられます。
昔のままのイメージで避けている、しばらく食べていないという方も、ぜひ今の冷凍グリンピースを食べてみてください。プチプチした食感と、豆のうまみも味わえて、とてもレベルが高いことに驚かれると思います。昔とは段違いのおいしさになっていますよ!
今回使用するのは、味の素冷凍食品の「グリンピース」です。
グリンピースは収穫後に鮮度が落ちやすいので、できるだけ早く加工することが大事ですが、この商品の場合は収穫後3.5時間以内に凍結と謳われています。かなりスピーディーに冷凍されているため、旬の時期のおいしいグリンピースのうまみや新鮮さがそのまま閉じ込められた商品になっています。


それでは、再現レシピをご紹介しましょう!
サイゼリヤの青豆の温サラダ 再現レシピ
【材料】(1人分)
冷凍グリンピース…100g
パンチェッタ(または厚切りベーコン)…30g
オリーブオイル…小さじ2
水…70ml
コンソメ顆粒…小さじ1/2
温泉卵…1個
※お好みでペコリーノチーズを適量
【作り方】
①パンチェッタは5mmの細切りにする。
②小さめの鍋またはフライパンに、オリーブオイル、パンチェッタを入れ、弱火で焦げ目がつくまでしっかりと炒める。


③凍ったままの冷凍グリンピース、水、コンソメ顆粒を加え、かき混ぜる。

④中火にしてそのまま約3分煮込む。

⑤お皿に盛りつけて、温泉卵をのせる。

⑥最後にお好みでペコリーノチーズをかけたら、完成!

作り方のポイントは、冷凍グリンピースはすでに火が通っているので、加熱しすぎに注意すること。食感や色が悪くなってしまいます。煮込むときも時間をかけずに、作ったら早めに食べることがおすすめです。
パンチェッタがない場合は厚切りベーコンで代用可能です。ただ、サイゼリヤではパンチェッタを使用しており、また、パンチェッタからうまみが出てくるので、本格的に作りたい場合はパンチェッタを使っていただくのがポイント。パンチェッタのうまみがグリンピースにも入って、よりおいしくいただけます。
そしてペコリーノチーズは、うまみの塊ともいえるおすすめトッピング! 温玉との相性も抜群なので、追加していただけるとよいと思います。
冷凍グリンピースを使うと、とても簡単に自宅でサイゼリヤの再現メニューを楽しめます。そして、この機会に、冷凍グリンピースのおいしさも皆さんに知ってほしいです。お子さんにもおいしく食べてもらえると思いますので、ぜひお試しくださいね!