株式会社ニチレイフーズは2026年1月9日に2026年春季新商品発表会を開催しました。冷凍食品は一般的にスーパーマーケットなどの売場の棚替えの時期である、春と秋に新商品を発表します。今回は2026年春に発売する新商品およびリニューアル品が発表されました。

発表された新商品の冷凍食品の中で注目商品はこちら!
「レンジで冷たい」冷凍麺シリーズ3品が新登場!



新商品 『盛岡風冷麺』 『冷やし豚しゃぶうどん』 『冷し中華』3品(発売日2026年3月1日)
2022年3月にニチレイフーズから発売された「冷凍冷やし中華」は大ヒットしました(当日の発売リリースはこちら)。電子レンジで加熱をしながらも最後には冷たく仕上がるという面白さと、確かな美味しさからテレビやその他メディアなどでも多く取り上げられました。私自身も2022年はこの冷凍冷やし中華を紹介する機会がかなり多かったです。

氷は電子レンジのマイクロ波の影響を受けにくい性質があり、それを利用した商品です。麺の上に氷を乗せることで、レンジアップ後は麺は温かくなりますが、氷が残ります。そして、別添の凍らない冷たいタレをかけて麺とかき混ぜることで、タレと氷の冷たさで麺を冷やすことができ、最後には冷たい冷やし中華が完成します。今回発売される冷やし中華は同じ技術を利用していますが、トレーの形が四角から丸型に変更になり、麺と具のセパレートが無くなった規格のようです。
そして残りの新商品である『盛岡風冷麺』 『冷やし豚しゃぶうどん』も氷を活用していますが、タレをあとからかけるのではなく、レンジアップ後に水をかけることで、完成する仕様です。濃縮スープがすでに麺の下に入っているようです。冷たい麺料理として人気の盛岡風冷麺、そしてうどん、これらを「冷水でしめる」という工程がなく、電子レンジと水をかけるだけという簡単な工程で味わえるのは嬉しいですね。
近年は猛暑が常態化しており、暑い日々が長く続く傾向です。そのため、冷たい料理はニーズがさらに高まると思います。手軽でありながら、冷凍の良さを活用した冷やし冷凍麺シリーズ、これから注目ですね。
卵を足して、フライパン調理でおいしく!冷凍炒飯新商品

新商品『おうち炒め炒飯』(発売日2026年3月1日)
ご家庭で卵を入れてフライパンで炒める新機軸の冷凍チャーハンの新商品です。ニチレイフーズ資料によると炒飯準備手段別市場規模は手作り851億円、外食491億円、冷凍食品455億円、中食124億円(炒飯計1,921億円)とのことです。ご家庭でのチャーハンの手作り率は近年は低下、逆に冷凍炒飯の利用は増加傾向にありますが、まだまだ手作り派に冷凍炒飯を利用していただく可能性があると考えているそうです。
手作り派の冷凍炒飯への不満としては「好みの味に調整できないから」「味が濃すぎるから」「出来立てを食べたいから」「具材を足したいから」などがあり、それらの不満を意識したのが今回の新商品炒飯になります。
この商品は電子レンジでも調理ができますが、フライパン調理を意識して商品開発されています。フライパンでの調理のしやすさ、パラパラ感、香ばしさなどを考えており、さらに卵を自分で足すことで卵のふんわり感も楽しむことができます。
本格炒め炒飯®2025年は冷凍食品全体で購入金額No.1!
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ニチレイフーズの大人気商品「本格炒め炒飯®」は2026年に25周年を迎えます。そしてこの商品は、2025年1~12月に冷凍食品購入金額で冷凍食品全体でNo.1を達成しました!(インテージSCI)。キングオブ冷凍食品ですね。そして昨年2025年春には焼豚をリニューアルしましたが、今回は「卵」を重点に置きリニューアル。プロの料理人の工程にならい、卵とご飯を炒める工程を刷新した新製法により、”ふんわり食感の大きな卵”に進化させ、卵の量も10%UPしました。No.1の地位をゆるがないものにするべく、よりおいしく追求された商品ですね。
ガツンとインパクトのビーフガーリックライス&少量がうりの半チャーハン


新商品『焦がし醤油香るビーフガーリックライス』(発売日2026年3月1日)
インパクトと食欲わく、ビーフガーリックライスが冷凍米飯で新発売。焦がし醤油とにんにくが香る、本格的な味わいを手軽に楽しめます。鉄板焼き屋さんの鉄板の上で醤油を焦がしてご飯とにんにくを炒める作り方を独自製法で再現したそうです。肉はうま味のある牛もも肉を100%使用しています。
新商品『半チャーハン』(発売日2026年3月1日)
少量ニーズに応えた冷凍炒飯。ラーメン店・中華チェーン店ではよく見られる半チャーハンです。少量ながらも味は本格的で、ニチレイの三段階炒め製法によりレンジでパラパラに香ばしく仕上げています。麺商品と一緒に食べてもよしの150gの少量タイプです。
話題のワンプレート冷凍食品の中華商品に追加新商品!

新商品『三ツ星プレート®油淋鶏&上海焼そば風』(発売日2026年3月1日)
1つのトレーにご飯や麺類の主食、肉や野菜などの主菜・副菜が盛り付けられており、1回の電子レンジ調理で食べることができるワンプレート冷凍食品。食べ終わった後に皿洗いも不要のため、近年ニーズが高まっています。ニチレイフーズは昨年は新商品として『回鍋肉&麻婆麺』と『鶏と肉団子の黒酢あん &ジャージャー麺』(発売日2025年9月1日)を発売し、ワンプレート冷食に不足していた中華プレートを投入しました。今回は中華プレートにさらに新商品を追加した形です。
油淋鶏は塩麹で下味をつけたむね肉を米粉入りの衣で揚げたから揚げに、生姜と酸味が効いた醤油ベースの自家製油淋鶏ソースをかけてさっぱりと仕上げています
上海焼そば風は5種の具材(豚ばら肉、たまねぎ、チンゲン菜、にんじん、キャベツ)と3種の調味料(オイスターソース、醤油、老酒)を使用し、上海風の味わいに仕上げています。
今年もさらにワンプレートが盛り上がりそうですね。
カルピスの甘酸っぱい味わいとコラボ!今川焼
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新商品『今川焼 カルピス®』(発売日2026年3月1日)
ニチレイフーズのスナック看板商品今川焼とアサヒ飲料のカルピス®がコラボした今川焼です。
生地とクリームにカルピス®を入れて、甘ずっぱく爽やかな味わいが楽しめます。クリームには北海道産生クリームを使用しなめらかな口当たりとコクを味わえるのが特長です。
お弁当用冷凍食品、牛肉コロッケ6個入から5個入に変更



ニチレイフーズ 2026年春季新商品リリースWEBページより転載(リリースはこちら)
物価高の中、お弁当を自分で作り持参する人が増えています。お弁当作りで強い味方となるお弁当用冷凍食品、その中でも人気商品である「衣がサクサク牛肉コロッケ」は電子レンジ調理でありながら衣がサクサクして、じゃがいもと牛肉の甘みと旨みが評価されている商品です。
この商品および「やわらかひとくちカツ」「三代目たいめいけん監修カレーコロッケ」がこれまでの1袋6個入から5個入に変更になります。背景としては、冷凍食品全般あらゆる要因によってコストが増加し、各社値上げ傾向が続いている状況ですが、このお弁当用冷凍食品のカテゴリーは値上げが特に消費者に受け入れがたいと考えられています。そのため、1袋あたりの個数が減るリニューアルが各社行われています。一部の商品は大手小売店などで販売されている「留型NB品(メーカーブランドのパッケージだが特殊な規格商品)」ではすでに個数が少ない商品もありました。お弁当用冷凍食品は長年、安売りによる集客の目玉商品としての位置付けが強く、冷凍食品の中でも低価格路線のカテゴリーでした。そのため、値上げではなく1パックの販売単価を上げないように数量を減らす対策が各社多く取られています。
しかし、数量を減らす問題点は
◯1袋の内容量が減ると1個あたりやgあたりのコストは上がり、コスパが悪くなる(生産性が悪くなり、トレーや包材などを無駄に使うことになる)
◯数量を減らしても袋の大きさ、トレーの大きさは縮小しない傾向のため、無駄なスペース(空気の部分)が発生するため物流効率が落ち、コスパが悪くなる
◯消費者にステルス値上げと思われる可能性がある
このような問題点があります。
今後も社会情勢を鑑みるとコストが増加することは避けられないため、対策を個数を減らす、内容量を減らすことに頼るのは限界があると思います。お弁当用冷凍食品は今後は、トレーレスの大容量袋タイプがコスパも良く、消費者にも受け入れられる形態だと考えますので、メーカーも販売店舗も切り替えの考えが必要になってくると私は考えます。

ニチレイフーズ冷凍食品 新商品・リニューアル品のリリースは以下をご覧ください。





