日本一のラーメン専門通販サイト「宅麺.com」。こちらを運営するグルメエックスが、2025年12月11日に「Takumen Ramen Awards 2025」を開催。今回のアワードでは、「お取り寄せラーメン部門」「みんなで選ぶ日本ラーメン大賞」の2部門の発表と授賞式が行われました。
プレゼンターを務めるのは、人気ラーメンYouTuber SUSURUさんとタレントの森香澄さん。お取り寄せ冷凍ラーメンを中心に、この授賞式の様子をレポートします!
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日本のラーメンを世界に
宅麺.comは、全国の人気ラーメン店の味を、冷凍でお取り寄せできる通販サービス。今年でサイトオープンから15年を迎えます。
宅麺.comの運営会社で、アワードを主催するグルメエックス取締役・野間口兼一さんは冒頭の挨拶で、「物価高の中だが、ラーメンに関しては一杯の価格が1,000円を超える“ごほうび消費”需要の背景もあり、宅麺.comでは累計販売数500万食を突破し、販路も引き続き拡大中で好調」だと語ります。

また、グループ会社のソフトバンクロボティクスと共同展開する蒸式調理ロボット「STEAMA(スチーマ)」と、STEAMA専用に開発した名店のこだわりを詰め込んだ冷凍ラーメン「ぱっと旨っ宅麺」のリリースという、2025年の新たな試みも紹介。
「STEAMAはすでに、埼玉県内の一部セブンイレブン店舗へ導入を開始しています。多様なタッチポイントを通じて、日本を代表する食文化であるラーメンを、より多くの人々へ、そして世界へ届ける取り組みを一段と推進していきたい。そしてこの賞の権威をどんどん上げ、ラーメン業界のミシュランにしたいと、本気で思っております」(野間口さん)
総合大賞は、大島の「味噌らーめん」が3年連続で受賞!

それでは、受賞ラーメンをさっそくご紹介します! まずはお取り寄せラーメン部門から。
取り寄せラーメン部門は、宅麺.comが販売する400種類以上のラーメンの中から、毎年1年間で最も売れた商品を部門別のランキング形式で発表するものです。大賞6商品(総合大賞・新人大賞・ラーメン大賞・つけ麺大賞・まぜそば大賞・インスパイア大賞)への授与が行われました。
総合大賞/大島(東京都江戸川区) 「味噌らーめん」

総合大賞は、大島の「味噌らーめん」に決定! 今回で3回目の受賞のため、殿堂入りを果たしました。
味噌ラーメンの本場・札幌に本店を構える名店・すみれで12年もの間修行を積んだ店主が作る超本格派の札幌味噌ラーメンは、世代を問わず万人に愛される味わい。豚骨を野菜とともにじっくりと煮込んで生姜とにんにくをしっかり効かせた濃厚スープは、コクと甘みがあり、札幌の製麺所からわざわざ取り寄せる中太ちぢれ卵麺との相性は抜群です。

大島の店主・大島剛史さんは、受賞コメントで感謝の思いを伝えます。
「このような素晴らしい賞をいただき、心より感謝申し上げます。受賞にあたり、全国のお客様に大島の味噌ラーメンをご購入ただいていることに、あらためて深く感謝しております。
私は札幌生まれの札幌育ちです。札幌にいた時代は、テレビで東京の有名ラーメン店を見ては、次に上京したときに食べ歩きたいと思っていたものですが、今は宅麺のようなサイトができ、全国からネットで買えることは素晴らしいとなと思っています。
東京は、味噌ラーメンの層がまだ厚くない地域でもあります。私たちの一杯が少しでも希望となり、味噌ラーメンのさらなる発展につながればと思います。これからも一生懸命作り、全国にお届けしていきます」(大島さん)
新人大賞/麺屋鈴春(東京都文京区) 「昆布水つけ麺(牡蠣塩)」


昆布と牡蠣が織りなす海の旨味は、一口食べれば深海のように広がる奥深さに引き込まれます。太麺とともに味わう至福の瞬間がたまりません。
ラーメン大賞/中華ソバ伊吹(東京都板橋区) 「闇中華」

常連、スタッフの賄いとして一部のみで提供されていた中華ソバ、その名も「闇中華」。 通常販売している中華ソバとは異なり、豚肉からの旨味がスープに溶け出した、口当たりまろやかで超クリーミーな味わい。もちろん、煮干しの旨みも抜群! オリジナルの味が変化してしまうことを嫌う店主が、冷凍との相性がよいため、これならと販売に至った一杯です。
つけ麺大賞/麺屋一燈(東京都葛飾区) 「濃厚魚介つけ麺」


濃厚な鶏白湯スープに5種類の魚介と甲殻類を混ぜ合わせ、高濃度になるまで炊き上げたこだわりのつけ麺。隠し味のマヨネーズが程よい酸味とまろやかなコクをもたらし、鶏団子はフワフワ食感の中にコリッとした軟骨がアクセントに。モッチリとした噛みごたえのある太麺は、噛むほどに小麦の風味が感じられ、濃厚スープにも負けない仕上がり。「濃厚魚介つけ麺」は、今回で殿堂入りです!
まぜそば大賞/麺屋こころ(東京都大田区) 「台湾まぜそば」


名古屋発祥の台湾まぜそばを正統承継した本家台湾まぜそば「麺屋こころ」は、お取り寄せラーメンオブ・ザ・イヤー「まぜそば部門」の入賞常連。モチモチ極太麺に、自家製台湾ミンチ(鷹の爪、にんにくを効かせたピリ辛ミンチ)を豪快に混ぜ、ガッツリ食べる満足の一品。
インスパイア大賞/麺屋HERO (東京都文京区) 「ラーメン」


二郎系界隈ではオープン前から話題騒然! 以来、絶大な人気を誇る「麺屋HERO」が宅麺に堂々登場です。コクと旨味が凝縮した濃密な乳化スープとオーション香る自家製麺の贅沢な味わい。
家系総本山 ラーメン吉村家 吉村実会長の受賞コメント
その後、みんなで選ぶ日本ラーメン大賞も発表。全国の有名ラーメン店店主1,000名、ラーメン好き1,000名の投票によって、本当においしいと思うラーメン店を調査。プラチナ、ゴールド、シルバーの約100店舗が選ばれました。
その中から家系総本山 ラーメン吉村家 吉村実会長の受賞コメントを紹介します。
「ただいま紹介されました、家系総本山 吉村家でございます。日本で2,500店舗、世界で……かな? それの頭(あたま)をやっております。 今、もって(年齢が)70、80近いんですが、まだ現役でやっております。
今、50年以上やってる方がそんなにいません。 僕と、虎屋(とらや)かな? それと佐野さん(支那そばや)のところかな。3人ぐらいしかございません。 今、新人の(受賞者の)方が、君たちがあと35年、50年(現役で)なったら、僕が喋りたいな。
僕のことをみんな『富裕層』だって言いますけど、富裕層のラーメン屋じゃございません。『超富裕層です』。 」
若い世代のラーメン店主さんに力強いエールを贈られていました。

蒸式調理ロボット「STEAMA(スチーマ)」をゲストが体験&試食

冒頭で野間口さんが紹介したSTEAMAを、プレゼンターの森香澄さん、SUSURUさんが実際に体験しました。機械はとってもスタイリッシュでおしゃれな見た目。SUSURUさんは、「どんな感じで調理されるのかも非常に楽しみ」と興味津々です。
STEAMAは、高圧・高温の水蒸気を用いて専用の冷凍食品を急速に調理する独自の「蒸式調理」により、麺の中心まで滑らかで弾力のある、ゆでたて食感を再現。スープや食材の豊かな香り、ふっくらとした食感まで、専門店さながらの味わいを実現できるそう。
操作は麺の入った専用容器をQRコードで読み込ませセットし、ボタンを押すだけという手軽さ。調理開始から約90秒で、できたての本格的な味わいを楽しめるラーメンがあっという間に完成しました。お二人も実際に操作してみて、仕上がりの速さに驚いた様子です。

試食では、「この麺のもっちり感とか、インスタントラーメンとは全然違って本格的! スープも濃厚ですし、これは本物の味がします。お肉のほろほろ感もすごい!」と森さん。SUSURUさんは、「正直、時代がここまで来たんだっていう感じです。90秒の調理とは思えないほど熱々ですし、魚介のパンチがしっかり効いていて、とにかくおいしいです。麺は生麺に限りなく近い食感で、もちもちとしていて、コシもしっかりとあって、麺自体の風味もいい。トッピングのチャーシューとかメンマとかも限りなくやっぱお店もの近く、とろける脂の旨みが最高です」と熱弁!
名店のラーメンをご家庭で!

受賞されたラーメン店店主の皆さんのコメントからは、一杯への熱い思い、こだわりを改めて感じました。心血をそそいで作っているからこそ、このおいしいラーメンを私たちが食べることができるのですね。
そして、その名店の味を、行列に並ばずとも冷凍ラーメンとして自宅で味わえる宅麺.comは、ラーメン好きにとってはとてもありがたい存在です。さらに今後はSATEAMAの登場により、コンビニなどでより手軽に食べられるようになりそうで、筆者もとても嬉しいです。
今回受賞された皆さん、本当におめでとうございます!
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【PR TIMES】今年のNo.1ラーメン決定「Takumen Ramen Awards 2025」開催!





