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下戸も唸る! 博多の奥深き「焼き鳥」の世界と究極のとり皮串 〜 竹乃屋「ぐるぐるとりかわ」

2025年11月6日

私はお酒は飲めませんが、居酒屋の雰囲気と、何より酒の肴、特に串ものが大好物です。

月に一度は居酒屋へ行き、お供に烏龍茶を据えて焼き鳥を堪能するのが至福の時間となっています。

焼き鳥と一口に言っても、その世界は非常に奥深いものです。

「もも」や「ねぎま」といった定番から、「ぼんじり」「せせり」といった希少部位まで、実に多彩。さらに地域によっては、豚肉を使う串を「焼き鳥」と呼んだり、「焼き鳥=豚バラ」という認識が根付いているところもあるなど、その多様性には驚かされます。

今回、私が特に注目し、その魅力にどっぷり浸っているのが、福岡県博多のご当地グルメとして知られる「ぐるぐるとりかわ」です。

博多の「とり皮串」は、私たちが一般的にイメージするそれとは全く異なります。

鶏皮を文字通り串にぐるぐると巻きつけ、余分な脂を徹底的に落としながら焼き上げるのが特徴。これにより、外側はカリッと香ばしく、中はもっちりとした、見た目、味、食感の全てが別次元の逸品に仕上がります。

その中でも、竹乃屋の「ぐるぐるとりかわ」は、鶏一羽からわずか1.5本分しか取れない希少な首皮を使用しており、その柔らかくもちもちとした食感が際立っています。

この「ぐるぐるとりかわ」が持つ極上の美味しさの秘密は、完成までに要する手間暇にあります。

まず一度焼き上げたものを、門外不出の秘伝のタレに24時間漬け込み寝かせます。

そしてそれをもう一度焼き、さらに再び24時間漬け込み寝かせるという、焼きと寝かせの工程を、実に72時間にわたって繰り返します。

この気の遠くなるようなサイクルを経ることで、余分な脂が徹底的に落ち、皮に旨みが凝縮されるのです。その結果、焼き上げ前の重さが一本あたり約40gであるのに対し、72時間後の完成品の重さはわずか12gという、驚きの軽さと、何本でも後を引く軽い食べ応えが実現されています。

緻密なこれらの工程により、余分な脂は半分以上が落ち、皮にはタレの旨みがしっかりと染み込みます。

この結果が、旨みが凝縮された、後を引くような軽い食べ応えと、脅威的な「カリもち食感」を生み出しているのです。

何本でも軽く食べられてしまうのは、この徹底的な脱脂加工によるものなのです。

竹乃屋の冷凍品は、食べる前日に冷蔵庫で解凍し、フライパンで5分ほど焼き調理をするという一手間が必要です。

冷凍のまま電子レンジで調理できるものと比べると、やや手間がかかると感じるかもしれません。

しかし、72時間もの手間暇をかけて完成されたこの逸品を、たった5分の調理で味わえると考えれば、その手間はむしろ瑣末な問題と言えるでしょう。

解凍後の焼き調理の際に、少量のサラダ油を加えて揚げ焼きにすると、さらにカリカリ食感が際立ち、おすすめです。

「一般的なとり皮串の脂っこさが苦手…」という方でも、この博多の「ぐるぐるとりかわ」なら、きっと美味しく召し上がれるはずです。

お好きな方はもちろん、普段とり皮を敬遠されている方にこそ、ぜひ一度、この別格の美味しさを体験してみていただきたいです。


【ぐるぐるとりかわ】

3,564円(税込)(20本入り)※2025年11月時点

詳しくはコチラ↓

記事の監修者

タケムラ ダイ
タケムラ ダイ冷凍食品マイスター/電子レンジ料理研究家/フードコンサルタント
手軽で便利で美味しい冷凍食品に魅入られ、毎日欠かさず、20年以上に渡って冷凍食品を食べ続 ける筋金入りの冷凍食品マニアとして、テレビやラジオ、雑誌など多数のメディアに出演。
【出演メディア】NHK「あさイチ」/ 日本テレビ「ZIP!」「バゲット」/ TBS「マツコの知らない世界」「教えてもらうと 前と後」「ラヴィット!」などのTVやラジオ、雑誌など多数出演
詳細はこちら(https://www.vorpal-et.fun/)