私は冷凍食品をこよなく愛していますが、毎日三食すべてが冷凍食品というわけではありません。
自炊もしますし、妻の手料理や外食も楽しみます。
食の記憶をたどると、確かに8割は冷凍食品が占めているものの、心に強く残っているのはやはり「おふくろの味」です。
亡き母は料理がとても上手で、今でも時折、母が作ってくれた美味しい“おふくろ飯”の数々を思い出します。
調理技術や食材を考えれば、高級レストランの料理の方がはるかに美味しいはずなのに、なぜか“おふくろ飯”は私の心を捉えて離しません。

今回は、そんな「おふくろの味」を思い出させてくれる商品をご紹介したいと思います。
「国産さば味噌煮」を製造する「はんだフーズ」は、宮城県仙台市に本社を構え、東北地方を中心に大衆食堂「半田屋」を展開している地元企業です。
提供されるメニューのレシピは、昔ながらの「おふくろの味」がベースになっているそうです。
残念ながら私は店舗を訪れたことはありませんが、定期購読している宅配サービスのチラシで、半田屋の冷凍「国産さば味噌煮」が掲載されているのを見つけました。

心惹かれたのは、商品パッケージに写っていた“山盛りの丼めしを大きな口を開けて食べようとする幼な子”の写真です。
その横には「生まれたときから どんぶりめし」の文字。
幼い頃の自分と重ねてしばらく感傷に浸った後、どうしても半田屋の「おふくろの味」を食べてみたくなり、迷わず注文しました。

味噌汁と炊きたての白米を用意し、いよいよ「国産さば味噌煮」の調理です。
一袋に2パックが個包装で入っており、電子レンジか湯煎を選べます。
手軽に済ませるため、500Wの電子レンジで1分50秒加熱しました。
加熱後はトレイのままでも良いのですが、見た目も大切なので皿に盛り付け、いざ実食です。
小ぶりながら厚みのあるさばが2切れ(100g)に、仙台味噌の味噌だれがしっかりと絡んでいます。
さばは驚くほど柔らかく、身はふっくら。
脂が乗っていて魚臭さもなく、非常に美味しいです。

メーカー独自の加工技術により、骨も感じさせないほど柔らかく仕上げられているため、面倒な骨取りも不要で、お子様にも安心して食べさせられます。
味付けはやや濃いめですが、これこそがご飯によく合う秘訣。
一切れでご飯がみるみるうちに減っていきます。
あっという間に空になった丼ぶりを見つめ、母の手料理に想いを馳せました。
半田屋の「国産さば味噌煮」は、お腹いっぱいの満足感と共に、ノスタルジックな気分にさせてくれる、まさに確かな“おふくろ飯”でした。
「おふくろ!ごちそうさま!」

ちなみに、さば味噌の身をほぐし、煮汁と共にご飯にかけて、適量の冷水を加えるアレンジもおすすめです。
きゅうりや大葉、みょうがなどの薬味を乗せて「冷や汁」のようにして食べるのも美味しいので、ぜひお試しください!
【国産さば味噌煮】
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