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注目はえびと卵の冷凍炒飯、ニチレイフーズ2025年春季新商品発表会の開催

2025年1月14日

ニチレイフーズは2025年1月10日に2025年春季新商品発表会を開催しました。冷凍食品は一般的にスーパーマーケットなどの売場の棚替えの時期である、春と秋に新商品を発表します。今回は2025年春(2月以降)に発売する新商品およびリニューアル品が発表されました。

発表された新商品の中で注目商品はこちら!

新商品 『たっぷり卵のえび炒飯』(発売予定日 2月1日)

冷凍炒飯の新商品です!

商品名や具材の見た目からは「エビ」が主役のように思えますが、私の感想としては、卵の存在感米の味付けが美味しい!でした。

お米と卵がきれいにからむ、いわゆる黄金炒飯ではなく、あえて卵を独立させています。ふわっとして卵本来の味が楽しめるように、炒め方に工夫があり新たな技術を導入したそうです。そのためこの卵がおいしいです。そして、お米は飽きのこない優しい味わいで、旨みをしっかりと楽しむことができます。ポイントは「自家製えび香味油」。えびの殻と油だけで作り、自社工場で手間をかけて製造しています。このえび香味油がえび臭いほど主張しておらず、むしろ全体としては優しい味わいの中、裏方として複雑で深い味わいを実現しています。

ニチレイの大人気冷凍炒飯「本格炒め炒飯®」とはまた違った味わいながら、別方向の冷凍炒飯のスタンダートになりそうですね。

そして、「本格炒め炒飯®」は「新・ゴロゴロ焼豚」のリニューアル。従来よりサイズを約10%アップし、しっかり焼き上げて香ばしさと、ジューシー感もアップさせています。噛むほどに肉のおいしさを感じつつ、炒飯の邪魔はしないバランスが良いですね。試食品は少量だったためか、そんなに焼豚は大きく感じませんでしたが、これは実際に売場で発売された時に要チェックですね!

続いての注目新商品はこちら!

新商品 『コクと旨味の魚介豚骨ラーメン』(発売予定日 3月1日)

トレイ入りの冷凍ラーメンです!

去年発売した冷凍担々麺に続く、デュアル調理麺の第2弾です。トレーのまま、そのまま電子レンジで加熱するとまぜそばになり、水を注いでから電子レンジで加熱すると汁ありのラーメンになります。

汁あり担々麺と汁なし担々麺を1つの商品で楽しむことができます。その日の気分に合わせてどちらか選ぶことができるのは嬉しいですね。

個人的には汁ありの方が味のバランスや食べやすさで美味しいと思いました。汁なしも食欲わく味わいで良いですが、少し味が濃いとは感じました。このあたりは好みなので、まさにお好みでどちらか、もしくは2個買ってどちらも楽しむことができるのがこの商品の良さだと思います。

 

そして、昨年都心部でテスト販売をされていたこちら!

ニチレイの健康ブランド「everyONe meal(エブリオンミール®)」

不足しがちな栄養を手軽にON、タンパク質もしっかり摂ることができる冷凍食品です。
昨年の都心部でのテスト販売では、予定販売を上回り、特にリピートが多くしっかりとした価値を認めていただいたと判断し、今回2025 年 3 月より全国販売となりました。
1人前トレイ入り商品のラインアップ強化で、ワントレーでおいしく不足しがちな栄養も補うことができます。既存9品、新商品4品、合計13品で展開します。

特に冷凍参鶏湯は本格的な味わいで、もち麦入りご飯の食感がよく、蒸し鶏もはいっていて満足感のある商品でした。

ワンプレート冷凍食品や健康配慮商品はどんどん市場が拡大しており、大手メーカーや中小メーカー、業界新規参入企業など、今後の活性化が楽しみですね。

「everyONe meal(エブリオンミール®)」リリースはこちら

そして最後のデザートとしては

新商品 『今川焼(宇治抹茶あん プレミアム)』(発売予定日 3月1日)

冷凍今川焼きの新商品!香り高い宇治抹茶を贅沢に使用したプレミアムバージョン。抹茶のほのかな苦味に、あずきの甘さと香りがおいしいです。高級和菓子のような雰囲気も出していますね。

 

新商品は2月、3月以降に順次店頭に並ぶ予定なので、お店で見かけたらぜひお試しください。

その他発表のニチレイフーズ新商品・リニューアル品はこちら

記事の監修者

西川 剛史
西川 剛史冷凍王子/冷凍生活アドバイザー
高校生のころから冷凍食品に興味を持ち、冷凍食品会社に就職。冷凍食品の商品開発などの経験を生かし、現在は冷凍専門家として活動中。テレビ番組「マツコの知らない世界」「ヒルナンデス!」「王様のブランチ」「NHKごごナマ」など、その他テレビ、雑誌などに多数出演。
プロフィール詳細はこちら(https://vefroty.co.jp/profile/)