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奈良・天理のプチご当地「天理スタミナラーメン」を冷凍ラーメンで味わえる!

2026年1月11日

全国のラーメンを食べ歩くラーメンライター、井手隊長です。

今回はテーブルマークから発売されている「天理スタミナラーメン監修 スタミナラーメン」を紹介したい。

奈良県天理市発祥のご当地ラーメンとして知られる「天理スタミナラーメン(通称・天スタ)」を、冷凍ラーメンとして再現した商品だ。

「天理スタミナラーメン」は有限会社なかいが運営するラーメン店の名前だが、このお店や「彩華ラーメン」が提供するスタミナラーメンが火付け役となり、奈良県に広がるプチご当地的なラーメンになった。

「天スタ」は奈良県内に10店舗を展開、FC(フランチャイズ)展開にも積極的で大阪・兵庫・滋賀・三重・沖縄にも店舗を広げ、海外ではミャンマーにもお店がある。

あっさりした豚骨スープをベースにニンニク、豆板醤を合わせ、白菜やニラ、豚肉などを炒めてのせるスタミナ系ラーメンとして長年親しまれている。濃厚でパンチのある味わいながら、野菜の甘みと旨味が全体をまとめ、後を引く中毒性が特徴だ。

今回の冷凍ラーメンは、その「天理スタミナラーメン」の味を監修のもとで再現したもの。具付めんと液体スープ鍋が入っており、鍋でも電子レンジでも調理できる仕様だ。

筆者はレンジで調理した。具付めんを深めのお皿にのせ、電子レンジでチンする。500Wで約5分、600Wで約4分30秒温める。液体スープはどんぶりに入れ、270mlの熱湯で希釈しておく。チンが終わったらスープに具付めんを入れて完成だ。

まず感じるのはスープの存在感だ。豆板醤のピリッとした辛さが前面に出つつ、ニンニクの香りと豚骨のコクがしっかりと下支えしている。辛さはそこまでではなく、旨味と中毒性に振っているのがポイントだ。
白菜やニラの野菜の甘みが溶け込み、飲み進めるほどに旨さを感じさせる仕上がりになっている。麺は細めで、もっちりとした弾力があり、スープをしっかりと持ち上げてくれる。
白菜のシャキシャキ感はさすが冷凍の再現力で、「天スタ」の一杯として満足感のある仕上がりだ。

本家の「天理スタミナラーメン」と比べれば、店で提供される炒めたての野菜の香ばしさなど及ばない部分もあるが、それを差し引いても、冷凍ラーメンという制約の中でここまで寄せてきた完成度は評価に値する。

ぜひお試しあれ!

記事の監修者

井手隊長
井手隊長ラーメンライター
全国47都道府県のラーメンを食べ歩くラーメンライター。
「東洋経済オンライン」「Yahoo!ニュース」「AERAdot.」等でラーメンの連載を年間100本ほど執筆。近年はラーメンの「1000円の壁」問題や「町中華の衰退事情」、「個人店の事業承継」など、ラーメン業界をめぐる現状を精力的に取材。テレビ・ネット番組への出演は「羽鳥慎一モーニングショー」「ABEMA的ニュースショー」「熱狂マニアさん!」「5時に夢中!」など多数。
その他、ミュージシャンとして、サザンオールスターズのトリビュートバンド「井手隊長バンド」や、昭和歌謡・オールディーズユニット「フカイデカフェ」でも活動。
著書に「できる人だけが知っている 『ここだけの話』を聞く技術」(秀和システム)がある。