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札幌・すすきのの深夜の真っ黒らーめん「いそのかづお」の札幌ブラックがセブン-イレブンの冷凍ラーメンで食べられる!

2026年1月1日

全国のラーメンを食べ歩くラーメンライター、井手隊長です。

今回紹介するのは、「セブン-イレブン」の名店監修商品の中でひときわ異彩を放っている一品、「セブンプレミアム いそのかづお監修 札幌ブラックラーメン」だ。パッケージ写真からして、スープはほぼ黒。一般的に知られる札幌ラーメンは味噌味なだけに、この真っ黒なパッケージを見て「これは札幌ラーメンなのか?」と気になった人も多いだろう。

監修を務める「いそのかづお」は、札幌・すすきのにある人気店。営業時間は22時から翌6時まで。いわゆる飲み帰りの時間帯から朝方にかけてだけ暖簾を出すスタイルで、地元客はもちろん、遠征組のラーメンファンからも知られている存在である。深夜にもかかわらず毎日のように行列ができていて、すすきのの夜の締めとして強烈な印象を残すお店だ。

その「いそのかづお」を語るうえで外せないのが、看板メニューの「札幌ブラックラーメン」。店内には「当店では札幌ブラック以外、全く人気がありません」と挑発的ともいえる掲示があり、実際ほとんどのお客さんがこの一杯を注文する。ある意味、選択肢はあってないようなもの。それだけ札幌ブラックが圧倒的な支持を得ているということでもある。

「札幌ブラックラーメン」の最大の特徴は、たまり醤油とマー油をきかせた真っ黒なスープだ。どんぶりを覗き込むとその色合いに一瞬身構えるが、ひと口すすると印象は大きく変わる。醤油のコクと香ばしさはしっかりありながら、角が立ちすぎていない。タマネギの甘みとニンニクのパンチが特徴で、見た目ほどしょっぱくない仕上がりなのだ。そのコクと味わいは強烈に後を引く中毒性があり、深夜帯に支持される理由がよくわかる味わいだ。

今回の商品は、その一杯をトレー型冷凍ラーメンとして商品化したもの。調理は非常に簡単で、袋から取り出して外装フィルムを外し、フタをしたまま電子レンジで加熱するだけ。500Wで約10分30秒、600Wで約9分、1500Wで約3分30秒が目安となる。鍋もどんぶりも不要で、レンチンのみで完成するのは嬉しい。

肝心の味だが、まずスープの再現度が高い。真っ黒な色合いはお店そのままで、醤油のコクと香ばしさをしっかり感じる。しょっぱさに寄りすぎず、タマネギの甘みが前に出るバランスも見事で、札幌ブラックをきちんと思い起こさせてくれる。

麺は札幌ラーメンらしい縮れ麺で、レンジ調理ながらプリプリとした食感。チャーシューも柔らかく肉感がちゃんとあって美味しい。

深夜営業の人気店の真っ黒なスープ、クセになる味わい。すすきのの夜を知る人にも、未体験の人にも勧めたい、完成度の高い一品だ。

記事の監修者

井手隊長
井手隊長ラーメンライター
全国47都道府県のラーメンを食べ歩くラーメンライター。
「東洋経済オンライン」「Yahoo!ニュース」「AERAdot.」等でラーメンの連載を年間100本ほど執筆。近年はラーメンの「1000円の壁」問題や「町中華の衰退事情」、「個人店の事業承継」など、ラーメン業界をめぐる現状を精力的に取材。テレビ・ネット番組への出演は「羽鳥慎一モーニングショー」「ABEMA的ニュースショー」「熱狂マニアさん!」「5時に夢中!」など多数。
その他、ミュージシャンとして、サザンオールスターズのトリビュートバンド「井手隊長バンド」や、昭和歌謡・オールディーズユニット「フカイデカフェ」でも活動。
著書に「できる人だけが知っている 『ここだけの話』を聞く技術」(秀和システム)がある。